[説明 このリーフレットはA4横 3つ折りです。
大腸がんに関するリーフレットです。 説明終わり]

テキスト凡例
1 必要と思われる見出しを追加しました。見出しの前に◎を付けています。
2 イラストは【 】(墨付きかっこ)で囲んでいます。
テキスト凡例おわり

【イラスト】 
イメージキャラクター ほほ笑むトントン
【イラスト終わり】

正しく知ろう大腸がん
科学技術コミュニケーション推進事業機関連携推進事業・ネットワーク形成型「継続的なワークショップ運営による情報弱者向けがん情報ツールの作成と普及」事業班
提案機関:国立がん研究センター
参加機関:堺市 堺市立健康福祉プラザ 大阪労災病院 堺市立総合医療センター 慶応大学 ほか
2016年4月1日作成

◎大腸がんとは
大腸がんは、長さ約2mの大腸(盲腸・結腸・直腸・肛門)に発生するがんで、日本ではS状結腸と直腸にがんができやすいといわれます。

【イラスト】
国立がん研究センターがん情報サービスがんの冊子「大腸がん」より引用
〔説明 大腸の説明図 肝臓から小腸につながり小腸を囲むように大腸が描かれている。 大腸の部位説明。(上行結腸 横行結腸 下行結腸 S状結腸 直腸肛門管)〕
【イラスト終わり】

[大腸がんの原因]
大腸がんの発生原因として、生活習慣では飲酒や肥満が、食生活では赤肉(牛・豚・羊の肉)や加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)の摂取増加が関連しているといわれています。
[大腸がんの治療]
大腸がんでは、0期、Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期という病気に分類されており、がんの大きさではなく、大腸の壁の内にがんがどの程度深く入りこんでいるか(深達度しんたつど) 、周囲組織への広がり (浸潤)の程度や、リンパ節への転移や肝臓,肺などの遠隔臓器への転移の有無によって治療法が決まります。このがんの進行の程度によって行われる治療としては、内視鏡治療や手術などがあります。
※さらに知りたい場合は、下記の資料をご参照ください。
ブックリスト(西図書館選定) まちライブラリープラザひといき・堺市図書館でご利用いただけます

◎大腸がんってどんな病気
〇『大腸がん』 第2版が国立がん研究センターがん対策情報センター 2012年3月
国立がん研究センターがん対策情報センター発行の小冊子。受診から診断、治療、経過観察への流れをまとめたもの。上記ホームページからは墨字版と音声版(旧版)がダウンロードできる。また、堺市立健康福祉プラザ内、視覚・聴覚障害者センターには点字版もある。
〇『ゼロからわかる大腸がん(聖路加国際病院の健康講座)』 小野寺 久/著 世界文化社 2013年8月
豊富な臨床例や知見に基づいて、大腸がんの検査と治療を解説し、療養にあたっての工夫や知恵も紹介。ステージごとの治療選択、切除方法、ケアのポイントなどがわかる。

◎大腸がんの治療について
〇『患者必携 がんになったら手にとるガイド 普及新版』 国立がん研究センターがん対策情報センター/編著 学研メディカル秀潤社 2015年10月
がんの診断や治療、療養生活で問題や不安が生じたときに必要とされる情報をまとめたガイドブック。がん対策情報センターのホームページからは墨字版と電子書籍、音声版(2013年9月発行版)が無料で利用できる。堺市立健康福祉プラザ内、視覚・聴覚障害者センターには点字版もある。
〇『患者さんのための大腸癌治療ガイドライン 2014年版 大腸癌について知りたい人のために大腸癌の治療を受ける人のために』 大腸癌研究会/編 金原出版2014年7月
大腸がんの適切な治療を受けるために必要な、大腸癌の正しい知識をイラストや写真を交えてわかりやすく紹介。 Q&Aも収録。手術治療、内視鏡治療、化学療法、検査方法など最近の動向を取り入れて解説。
〇『大腸がん 治療法と手術後の生活がわかる本』 高橋慶一/監修 講談社 2014年10月
大腸がんの状態と治療の基本方針から、手術後の生活を考えた治療方法の選び方、トイレの変化をはじめとした手術後のケアや、生活の注意点をしっかり解説。不安を持たずに治療にのぞめるように工夫。
〇『名医が語る最新・最良の治療 大腸がん あなたに合ったベストな治療法が必ず見つかる! !』 山口 茂樹/ほか著 法研 2012年6月 *電子書籍(堺市立図書館のホームページからご利用いただけます)
大腸がん治療のエキスパートたちが、内視鏡治療・手術療法・術前化学放射線療法・化学療法を、わかりやすく解説する。それらの治療で実績のある主な医療機関リストも掲載。

◎大腸がんの闘病記
○『わたしでよかった さよなら大腸ガン』 今井 美佐子/著 東方出版 2015年2月
大腸ガンを宣告された著者が、ガン発見前から宣告、入院、手術、そして元の生活へ戻るまでをありのままに綴った闘病記。ガン関係書籍リストも掲載。
まちライブラリープラザひといき:堺市堺区旭ヶ丘中町4-3-1 堺市立健康福祉プラザ4階 TEL 072-275-5027 FAX 072-243-2222 
堺市立西図書館:堺市西区鳳南町4-444-1 TEL 072-271-2032 http://www.city.sakai.lg/jp/kosodate/library/

◎ウェブサイト
○国立がん研究センターがん情報サービス
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html
各種のがんについて、がんとの向き合い方、診断・治療方法、緩和ケアについて、病院検索など、さまざまな情報を調べることができます。
○大阪府立成人病センターがん情報提供コーナー http://osaka-gan-joho.jp/
大阪府のがん診療の状況や、がん診療拠点病院に関する情報などを紹介しています。病院の検索もできます。
○大阪がんええナビ http://www.osaka-anavi.jp/
患者・家族・遺族と患者会支援団体、がんに関わる医療者らにより設立された、がん情報の総合的なポータルサイト。大阪府下の幅広いがん情報を配信しています。

◎がん相談支援センター
がんに関することなら、誰でも、どんなことでも相談できる、がんの相談窓口です。
○大阪労災病院 月~金曜日:8時15分~17時00分 堺市北区長曾根町1179-3 TEL:072-252-3561 FAX:072-255-8203
○堺市立総合医療センター 月~金曜日:9時00分~17時00分 堺市西区家原寺町1-1-1 TEL:072-272-1199 FAX:072-272-9911
*手話通訳者がいます

◎がん検診をうけるには
大腸がんは、早い段階で発見し適切な治療をすれば、治る可能性が高いがんです。症状が出る前に検診などで早期発見できれば、がんによる死亡のリスクを軽減できます。検診を定期的に受ける習慣をつけましょう。
堺市では、大腸がん検診(便潜血検査)を40歳以上の市民は、年度に1回、自己負担額300円(65歳以上は無料)で受診できます。実施医療機関や詳しい検査方法は、各保険センターにお問い合わせください。障害等をお持ちで検診に不安のある場合は、ご相談ください。

堺市の保健センター
堺保健センター TEL 072-238-0123 FAX 072-227-1593
ちぬが丘保健センター TEL 072-241-6484 FAX 072-247-3201
中保健センター TEL 072-270-8100 FAX 072-270-8104
東保健センター TEL 072-287-8120 FAX 072-287-8310
西保健センター TEL 072-271-2012 FAX 072-273-3646
南保健センター TEL 072-293-1222 FAX 072-296-2822
北保健センター TEL 072-258-6600 FAX 072-258-6614
美原保健センター TEL 072-362-8681 FAX 072-362-8676